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新日本エネックスの私募債を受託 福岡中央銀行


週刊経済2022年8月9日発行

収益の一部を団体等へ寄付

㈱福岡中央銀行(福岡市中央区大名2丁目、荒木英二頭取)は7月29日、太陽光発電・蓄電池システム販売・工事の㈱新日本エネックス(同市博多区博多駅前3丁目、西口昌宏社長)が発行した福中銀SDGs私募債(よか未来の応援債)を受託した。
「よか未来の応援債」は、受託する同行が私募債発行に伴う収益の一部をSDGsに関する団体などへ寄付する銀行保証付私募債。同行では昨年11月から取り扱いを開始、これまで11社の私募債を受託した。今回、新日本エネックスが発行した私募債の発行額は5千万円、期間は5年間。福岡中央銀行では「今後も地域のお客さまとともにSDGsへの取り組みを推進し、持続可能な社会づくりに貢献していきたい」としている。
新日本エネックスは2015年3月設立。資本金は5千万円。太陽光発電・蓄電池システムの販売・工事、オール電化(エコキュート・IHクッキングヒーター)販売・工事、リフォーム工事(屋根工事・塗装工事・水廻り工事)などを手がける。同社では「お客様にとって何が最善かを常に模索した『真心のサービス』を持って、持続可能な循環型社会の実現を強力に推進していきたい」としている。