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新店長に大西秀紀執行役員が常務に昇格し就任 博多阪急


並松前店長は阪急オアシス社長に

㈱阪急阪神百貨店が運営するJR博多シティ内の百貨店、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)の店長に4月1日付で大西秀紀(おおにし・ひでき)執行役員が常務執行役員に昇格して就任した。
2015年4月から3年間2代目店長を務めた並松誠取締役常務執行役員は3月31日付で退任し、グループの食品スーパーマーケット運営、㈱阪急オアシス社長に4月1日付で就任した。
大西氏は大阪市出身。1963(昭和38)年4月17日生まれの55歳。立命館大学法学部卒。87年4月阪急百貨店(現エイチ・ツー・オー リテイリング)入社。2008年4月阪急百貨店(現阪急阪神百貨店)有楽町阪急店長、09年都筑阪急店長、10年4月神戸阪急店長、12年4月千里阪急店長を歴任し、14年4月から執行役員を務めていた。

17年度売上高は約7%増の474億円

また、博多阪急は4月5日、2017年度の売上高が前期比約7%増の約474億円となったと発表した。
昨年秋に「ハレ型エンタテインメントストア」を目指した2011年3月の開業以来最大規模の店舗再編を実施。改装効果による広域上質客の増加やインバウンド売り上げの伸長、初売りやバレンタインなど大型商戦や物産催事での話題性発信などの施策で下半期は2ケタ増を記録。昨年4月から営業時間を一部短縮する中、前期と比べて約30億円の増収を達成し、開業以来6期連続で過去最高売り上げを更新した。また、売上高は実質初年度となる11年度と比べると、約101億円の増収となった。
来店客数は前期比横ばいの約2750万人。1日の平均来店客数は約7・5万人で、平日が約6・5万人、土日曜・祝日が約10万人にのぼった。外国人客の売上高は熊本地震の影響があった前期と比べると52%増となり、売り上げシェアは8%と2ポイント上昇した。

2018年4月17日発行