NEWS

  • 地域

新店効果で3・8%増収の2326億6200万円  ナフコ    経常も6・1%増の122億6000万円


 ホームセンターと家具のコンビネーションストアを中心に展開する株式会社ナフコ(北九州市小倉北区魚町2丁目、石田卓巳社長)の3月期決算は、売上高が前期比3・8%増の2326億6200万円、経常利益は6・1%増の122億6000万円で2期ぶりの増収増益だった。
 新規出店は前期より5店舗少ない19店舗だったが、消費増税前の駆け込み需要などで既存店売り上げが前期比1・2%増となったことも奏功して増収。販管費も増加したが営業利益は5・8%増の119億500万円、当期純利益は繰延税金資産の一部を取り崩したことで12・3%減の59億8200万円となった。部門別の売上高は、主力の「資材・DIY・園芸用品」が4・3%増の878億9900万円、「生活用品」は3・4%増の667億4300万円、「家具・ホームファッション用品」は4・7%増の564億2100百万円、その他商品0・8%増の215億9800万円となっている。
 今期は、年間20~30店舗の新規出店を計画。売上高は1・9%増の2370億円、営業利益は4・2%増の124億円、経常利益は2・8%増の126億円、当期純利益は17・0%増の70億円を見込んでいる。