新庁舎建設設計プロポーザル業者を公募　築上町

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上限提案価格は３４億６５００万円

築上町（新川久三町長）は１２月１０日、同町椎田にある庁舎建て替えに伴う新庁舎建設設計プロポーザル事業者の募集を始めた。
今年２月に策定した「築上町新庁舎建設基本構想・基本計画」に基づき、新庁舎の基本設計段階から民間事業者の技術力やノウハウ、工期・建設コスト縮減、高品質確保を目的に公募型プロポーザル（事業提案）を募集するもの。「築上町新庁舎建設事業」ではＤＢ方式（設計・施工一括発注型方式）を採用する。現在の同庁舎は１９６３年３月に完成。８０年３月に増築したが、築５５年と施設老朽化に伴う建て替えや再整備の必要があることから同構想を計画。多様化する行政需要に対応するだけでなく、防災・復興拠点や省エネルギーなどに対応した機能、設備を整備し、新たな行政サービスを拡充するのが狙い。
場所は国道１０号沿い、築上町役場前交差点近く。敷地面積は１万５０３㎡（周辺民地も含む）。現庁舎の建築面積は８２８㎡、鉄筋コンクリート造４階建てで、延べ床面積は２７６２㎡。新庁舎の建設規模は鉄筋コンクリートまたは鉄骨鉄筋コンクリート造４階建て以上、延べ床面積は約６０００㎡、車庫・倉庫が１２００㎡、駐車場は来庁舎用４８台、議員用１４台、公用車駐車場６０台としている。用途地域は近隣商業地域で建ぺい率は８０％、容積率は２００％。なお、上限提案価格は３４億６５００万円（消費税込）。
受付期間は１２月２８日まで。来年１月に１次審査、２月に技術提案書やヒアリングなどの２次審査を行い、３月に審査結果を発表する。事業スケジュールは４月から１２月までに設計し、２０２０年１月から２１年３月までに工事を完了する計画。詳細問い合わせは財政課管財係まで。

2018年12月18日発行