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新型コロナ拡大が影響し全6業種で大幅悪化  ひびしん中小企業景気動向調査


3期連続でマイナス

福岡ひびき信用金庫(北九州市八幡東区尾倉2丁目、井倉眞理事長)が3カ月ごとに実施する取引先中小企業の全産業景気動向の業況判断DI(2020年4月~6月期)は、前期差46・8ポイント悪化のマイナス50・8と、3期連続でマイナス幅が拡大した。
新型コロナウイルス感染拡大で、消費者の外出自粛などが影響した小売・サービス業など全6業種で大幅に業況が悪化した。人手過不足判断DIは、24・5ポイント改善のマイナス4・5だった。
業種別では製造業が14・8ポイント悪化のマイナス30・6、卸売業が57・9ポイント悪化のマイナス61・8、小売業が51・7ポイント悪化のマイナス70・9、サービス業が74・7ポイント悪化のマイナス69・4、建設業が42ポイント悪化のマイナス23・4、不動産業が72ポイント悪化のマイナス61・3だった。
製造業62社、卸売業34社、小売業55社、サービス業36社、建設業47社、不動産業31社の計265社に聞き取り、回答率は100%だった。

2020年8月4日発行