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新地方卸市場建設設計プロポーザル業者を募集 飯塚市
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総事業費は27億円
飯塚市(片峰誠市長)は5月9日、同市有安の庄内工業団地グラウンド敷地に地方卸市場を新設移転するための建設設計プロポーザル事業者募集を始めた。
今年4月に策定した「飯塚市地方卸売市場等施設整備基本構想」に基づき、類似施設の実績を有する建設設計事業所を対象に公募型プロポーザル(事業提案)を募集するもの。現在の新地方卸市場(敷地面積は6万4321㎡)が開場48年を迎え、施設老朽化に伴う建て替えや再整備の必要があることから同構想を計画。流通拠点だけでなく、地域の食品関連産業や観光業と連携を図ることで経済活性を促すなどの機能を付加し、新たな市場機能を向上させるのが狙い。
場所は国道201号(飯塚庄内田川バイパス)庄内工場団地交差点近く、庄内工業団地グラウンド内。敷地面積は2万8835㎡。うち、青果部の施設面積は約9500㎡(セリ場、買荷積込所などの売場施設、倉庫・保管施設、加工処理高度化施設など)、花き部の施設面積は同700㎡(セリ場、買荷積込所などの売場施設、倉庫・保管施設など)、管理棟・関連店舗棟の面積は同2500㎡(市場管理事務所、卸売会社事務所、組合事務所、関連店舗など)で構成する。駐車台数は約400台収容。用途地域は工業専用地域で、容積率は200%、建ぺい率は60%。総事業費は約27億円となっている。
受付期間は6月8日まで。今年7月に1次審査、2次ヒアリング審査を行い、8月に審査結果を発表する。事業スケジュールは2019年度までに土木工事を完了し、20年度までに建設工事および外構工事を完了する計画。詳細問い合わせは行政経営部都市施設整備推進室まで。
2018年5月29日発行