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新北九州空港島内に13階建てホテル  東京都の東横イン    8億6,000万円かけ08年3月開業


 ビジネスホテルチェーンの株式会社東横イン(東京都大田区、重田訓矩社長)は、2008年3月開業をめどに、北九州市小倉南区空港北町に13階建てビジネスホテルを建設する。総工費は8億6,000万円で11月15日に着工する。
 開港後160日で北九州ー東京線が50万人を突破した新北九州空港の利用実績や、都心から15kmという交通の利便性を考慮したもの。場所は新北九州空港島内ターミナルエリア隣接地。敷地面積3,003平方メートル、延べ床面積7,495平方メートル、客室はシングルとダブルで239室。194台収容の駐車場も完備する。フロア構成は1階がエントランス、フロント、ロビーで、2階から上が客室となるが、詳細は現在検討中。宿泊料金は未定だが、5,000円から8,000円前後を想定しており、初年度稼働率は80%以上を目指す。また、地元の雇用創出や女性の再就職支援を目的に、支配人をはじめ、スタッフ(パート・アルバイトを含む)は地元から約40人を採用する。設計監理は株式会社日創アーキテクト、施工は株式会社熊谷組九州支店。
 同社は1986年1月設立、資本金4億9,900万円、売上高257億4,300万円(05年3月期)。従業員数2,866人。全国でホテル140棟、客室数2万5,460室を展開(11月7日現在)。福岡県内では福岡市内に4店舗展開するなどしており、新北九州空港ビルの開業で県内8店舗目となる。