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新会社設立で持ち株会社体制に移行 ピーエムティー
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社名は「㈱シンク・アイ ホールディングス」
金属部品加工や機械製造の㈱ピーエムティー(糟屋郡須恵町、京谷忠幸社長)は5月1日、新会社「㈱シンク・アイ ホールディングス」を設立し、持ち株会社制に移行した。
共同研究や資本参画などアライアンスの積極活用により、事業拡大と新規事業の創出を図る。新会社は資本金8000万円。決算期3月。代表は京谷社長が兼任する。本社は福岡市博多区博多駅前4丁目に置く。傘下企業はピーエムティーのほか、バイオ関連装置製造の㈱ピーエムティー関東事業所(埼玉県入間市 旧・㈱ライフテック)、産業用プレス機械など設計、製造の㈱エヌテック(徳島県鳴門市)、可食性インクを搭載したインクジェットプリンターの設計、製造の㈱ニューマインド(東京都中央区)、精密部品製造の㈱ケイ・エス・ケイ(大分県日出町)、医療機器製造のシルックス㈱(埼玉県川口市)、検査装置製造などのタキカワエンジニアリング㈱(東京都八王子市)、海外の品梦提(上海)貿易有限公司、PRETEC WORLD CO.,LTD.の9社。従業員はグループ連結で350人。社名の「シンク」は考える〝Think〟、「アイ」は思考において重要とする統合、革新、洞察、想像などを英訳した頭文字〝I〟に由来する。同社では「今後も国内外市場でモノづくり国家である日本の匠・高度技術を承継していくとともに、社会および産業の課題を解決する新製品やビジネスモデルなどを提供し、イノベーションを起こしていく」と話している。
同社は1991年9月設立。資本金5000万円。2019年7月期売上高は45億円。従業員142人。京谷社長は糟屋郡須恵町出身。1962年7月24日生まれの57歳。久留米工業高等専門学校卒。日本タングステン㈱や商社勤務を経て91年9月に同社を創業。今年4月、公益財団法人経営者顕彰財団の「経営者賞」に選出された。趣味はウォーキング、読書。
㈱シンク・アイ ホールディングスの役員は以下の通り。
▼社長 京谷忠幸▼取締役 浜崎義樹▼社外取締役 田中彰▼監査役 園部洋士
2020年6月16日発行