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新会社設立し持株会社体制へ移行 日建建設


週刊経済2022年11月8日発行

社名はNIKKENホールディングス㈱

総合建設業の日建建設㈱(福岡市中央区六本松3丁目、金子幸生社長)は10月3日、同所に新会社を設立し持株会社体制に移行した。
収益構造を強化し、グループ経営体制の効率化を図る。社名は「NIKKENホールディングス株式会社」。資本金は1千万円で社長は金子社長が兼任する。同社では、グループ戦略の立案や所有するテナントビルや賃貸マンションなどの不動産賃貸業を展開し、傘下に総合建設業、宅地建物取引業、建築設計・監理業務の日建建設㈱と、戸建て中心の木造建築物の建築工事業を手掛ける㈱三京(同所、金子暁子社長)が入る。
金子社長は「会社を永続させるために資本と経営を分離し、本業の業績を把握しやすい体制にしたい」と話している。
日建建設は1946年10月創業、1950年3月設立。資本金5千万円。従業員32人(グループ)。2022年3月期の売上高は19億4800万円。