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新中計で当期純利益109億円増の650億円へ ふくおかFG
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週刊経済2022年6月7日発行
リース、M&Aなど事業利益拡大
㈱ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、五島久社長)は5月13日、今期(2023年3月期)からの3カ年の中期経営計画を策定した。
第7次中期経営計画では2030年までの長期ビジョン「ザ・ベスト・リージョナルバンク」実現に向けて、投資信託ビジネス拡充や十八親和銀行統合など前中計での取り組みを具現化し、コアとなるビジネスをさらに拡大。また、個人アプリや法人ポータルなどコアビジネスに対するDX(デジタル変革)推進を推し進め、新たな投資を実行していく。
新中計の重点取り組みは「業務改革2nd」「営業改革」「戦略系子会社の強化」「新事業への挑戦」の4つ。無人化店舗など新たな店舗モデルを試行するほか、リース、M&A、SDGs支援など子会社の顧客基盤やアライアンスを活用し事業利益を拡大する。また、昨年5月に開業したデジタル専業銀行みんなの銀行でローン事業の展開による収益基盤の確立を図る。中計最終年度の2025年3月期の連結当期純利益では22年3月期比109億円増の650億円を目指す。