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新ブランドのバドミントンシャトル販売を開始 フェニックス
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10ダース3500円前後
スポーツ関連商材を製造販売するフェニックス㈱(福岡市早良区祖原、牧野俊輔社長)は10月1日から、新ブランドのバドミントンシャトル販売を開始した。
ブランド名は「PNX」で、社名のフェニックスをローマ字表記した際の頭文字に由来している。シャトルは中国の契約工場で製造することでコストを削減。公式試合で使用する第1種検定合格球と同等品質の羽根を使用することで、検定合格球の機能性に近づけるとともに、長期間の練習でも壊れない耐久性も備えている。公式試合の認定シャトルは認定料などが発生することで価格が高額になるため、公式試合シャトルと同感覚で練習できるシャトルとして認知度を向上させていくという。価格は公式認定シャトルの3分の2程度に抑え、10ダース税込3000円前後でネットから注文販売する。
牧野社長は「中国の200社以上の工場から日本人目線の厳格な基準で飛行性や耐久性をテストし、試打を繰り返して理想のシャトルにたどり着いた。公式試合と違うシャトルで練習しても試合での感覚が変わってしまう問題がある。誰もが公式試合用シャトルと同じ機能性のシャトルで練習できる環境をつくることで、コストによる練習環境の格差をなくしていきたい」と話している。
同社は2018年8月設立、資本金100万円、従業員数2人。
2019年9月25日発行