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新ネット銀行にGoogleシステム採用 ふくおかフィナンシャルグループ
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勘定系システムでは国内初
㈱ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、柴戸隆成社長)は2020年度中に開業するインターネット・モバイル銀行の勘定系システムにGoogle社のクラウドサービスを採用する。
銀行系システムに他社が開発しているクラウドシステムが導入されるのは国内初。FFGでは開発・運用コストを抑え、外部サービスとの連携をしやすくする狙いがある。
導入する「Google Cloud Platform」はGoogle社が開発している、利用者を限定しないパブリッククラウドの一つ。自社開発する一般的な勘定系システムと比べて、運用後の使用変更や拡張性に優れている。
そのため、開発するシステムでは、預金、為替といった個々の金融機能を独立したサービスとして開発し、APIなどで連携して1つのアプリケーションにする「マイクロサービスアーキテクチャ」という手法を採用する。同社では「銀行として求められる可用性や耐障害性などのミッションクリティカルな要件を、柔軟にスケールできる最適なソリューションであると判断した」と話している。
2019年10月16日発行