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新たな船舶用発電システムを開発 堀内電気


ハイブリッド型で利便性向上へ

太陽光発電所、電気通信設備の設計・施工業の㈱堀内電気(福岡市博多区浦田1丁目、堀内重夫社長)は、新たな船舶用太陽光発電・蓄電システムの開発を進めている。
同社は太陽光発電事業のノウハウを生かし、太陽光発電モジュールから蓄電池に蓄えたられたエネルギーで、船内のエアコンや冷蔵庫、テレビなどの船内設備の電源を賄う船舶向け電源供給システムを2017年に製品化。プレジャーボート向けに販売しているが、今回は100V、200V対応可の陸上電源はもちろん、発電機やバッテリーからも電力を賄えるハイブリッド型の太陽光発電・蓄電システムもラインナップに加える。堀内社長は「停泊時や航行中だけでなく、いかなる時でも電源が供給できるシステムにすることで利便性と安心感が増す。開発は最終段階まできている」と話している。

2020年10月27日発行