新たな個人向け電力プランを開始　自然電力

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自然エネルギー約３０％の電気を提供

自然エネルギー発電開発、電力小売事業の自然電力㈱（福岡市中央区荒戸１丁目、磯野謙社長）は９月１９日、新たな個人向け電力プランの提供を開始した。
サービス名は「ＳＥ３０」。２０１７年に電力小売事業を開始した同社は、これまで利用者へ供給した電気使用量に合わせて「非化石証書（再エネ指定）」を購入し、実質自然エネルギー１００％の電気を提供する「ＳＥ１００」を販売してきた。しかし電気料金に非化石証書の料金が上乗せされるため、電気の使用状況によっては割高になるケースがあったことから、新プランとして使用電力に対して３０％分の非化石証書を購入することで、一般的な電力サービスの電気代のまま、実質的に自然エネルギー３０％の電気を利用できるようにした。価格は「ＳＥ１００」に比べ、約３・５％安くなる。
現在自然電力グループが設置し、保有している発電所から供給している電気量の割合「ＦＩＴ比率」は約５３％で、今後は太陽光発電所に加え、風力・小水力発電所からも電気を供給。より多くの個人や企業に自然エネルギーの新たな活用法を提案し、その普及を目指す。

2018年10月10日発行