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文科省の大学リカレント教育推進事業に採択 北九州市立大学


週刊経済2021年8月3日発行

IT人材目指す教育プログラムで

公立大学法人北九州市立大学(北九州市小倉南区北方4丁目、松尾太加志学長)は7月8日、未経験から6カ月でIT人材を目指す教育プログラムが文部科学省の「就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業」に採択された。
生涯にわたり、教育と就労のサイクルを繰り返す教育制度で社会人の学び直し教育とも言われる「リカレント教育」を推進する一環。IT業界未経験者がITやウェブの基礎からプログラミング、データベースなどを学べる「everyGo-WEB系システム開発プログラマ育成科」が採択された。このプログラムは、キーボード入力やインターネットなど、パソコンの基本操作ができる20~30歳代の失業者や非正規雇用労働者を対象に、9月から来年2月までの予定で講義を実施。募集人数は30人で、受講料は無料。講義はオンラインで、一部授業は小倉サテライトキャンパスで実施する。また、厚生労働省の定める要件を満たす場合、職業訓練受講給付金を受給しながら講義が受けられる。