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数量限定で太宰府市とコラボのデザート 梅の花


週刊経済2021年11月9日発行

史跡地の梅活用のプロジェクトで

湯葉・豆腐料理の和食レストランを展開する㈱梅の花(久留米市天神町、本多裕二社長)は11月1日から、太宰府市(楠田大蔵市長)とコラボしたデザートの数量限定での提供を開始した。
太宰府市では史跡地に関する規制緩和を受けて、史跡地の梅を活用した「令和発祥の都太宰府『梅』プロジェクト推進事業」に取り組んでおり、梅の花では太宰府市の梅を使ったデザートを太宰府市で運営する懐石料理店「梅の花太宰府別荘自然庵」のコースで提供する。開発したデザートは完熟梅を使用した梅の実ジュレと太宰府市の永利牛乳㈱の牛乳などをブレンドした嶺岡豆腐とを合わせた「もっちり嶺岡と梅の実ジュレ」で、なくなり次第終了。同社は「コロナ禍で外食産業が打撃を受ける中で太宰府市の取り組みを知り、当社セントラルキッチンを活用して特産品をつくれないかと開発に至った。今後もさまざまな取り組みにチャレンジしていきたい」と話している。