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故村田邦彦前社長の「お別れの会」に1500人参列 ピエトロ


創作した陶芸・絵画・書等120点余を展示

東証1部上場で食品製造・販売やレストラン事業を展開する株式会社ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)は5月22日、故村田邦彦前社長を偲ぶ「お別れの会」を博多区下川端町のホテルオークラ福岡で開催、地元政財界などから約1500人が参列し献花した。

お別れの会の委員長は西川啓子代表取締役会長が務め、午前11時から午後2時まで、同ホテル4階「平安の間」で開催。会場では、39歳にして創業し、一軒のレストランから東証一部上場企業にまで同社を育て上げた軌跡をパネル展示。また、「仕事も遊びも一生懸命」を信条とし、趣味はゴルフ、陶芸、書、絵画、サックス・ドラム演奏と多岐にわたった村田前社長の「仕事も遊びも一生懸命に生きた証を皆さまに感じていただければ」と、村田前社長が創作した陶芸・絵画・書などを120点余りも展示した。西川会長は「故人が遺した多くの教えと、『ピエトロ魂=村田の魂』を胸に、全員で一致団結し『ピエトロ物語』の継続と発展のために全力でまい進していきたい」と話した。

故村田前社長は福岡市出身。1941年(昭和16年)7月10日生まれの享年75歳。60年福岡県立福岡中央高校卒業。64年福岡大学商学部卒業。80年12月「洋麺屋ピエトロ」創業。85年7月株式会社ピエトロを設立し、社長就任。2002年4月東京証券取引所市場第二部上場、15年12月同第一部上場。財界活動としては福岡商工会議所3号議員や一般社団法人福岡県中小企業経営者協会監事、業界活動としては福岡市創業者応援団評議会委員(今年3月末まで会長)や福岡食品加工団地協同組合理事、社交活動としては福岡城西ロータリークラブ第42代会長や古賀ゴルフ・クラブ前・キャプテンを務めた。

2017年5月30日発行