支店長に大山慎介国際局審議役　日本銀行福岡支店

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週刊経済2023年6月20日発行号

６月７日付

日本銀行福岡支店（福岡市中央区天神４丁目）の支店長に、大山慎介国際局審議役が就いた。濵田秀夫前支店長は総務人事局に異動した。６月７日付。
大山支店長は東京都出身。１９６７年９月１１日生まれの５５歳。東京大学経済学部卒。９１年４月日本銀行入行。２００３年５月国際局調査役、２０１１年９月パリ事務所長、１３年５月調査統計局物価統計課長、１５年６月国際局国際調査課長、１７年６月松江支店長などを経て、２１年１月仙台支店長、２２年６月から国際局審議役を務めていた。趣味はテニス、釣り。
６月９日の就任会見で、大山支店長は「支店長に就くのは３回目だが、他の地域でも福岡が元気だという話は聞いていた。その理由を分析し、情報発信に取り組むことで、地域経済を盛り上げていく一助となっていきたい」と抱負を語り、九州経済の見通しについて「半導体需要が右肩上がりだが、それ以外の事業を伸ばしていくことも考えなければならない。人手不足についても、女性活躍やシニアの労働参加といった施策が一巡した中、労働力をどう確保していくかが課題になる」と話した。濵田前支店長は「福岡支店長として約１年ではあったが、九州・沖縄経済がコロナ禍の底から持ち直し、回復する局面まで見届けることができた。東京に戻っても九州・沖縄を応援し、魅力を広めたい」と話した。