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携帯式ハンディースキャナーを発売  スリー・アールシステム    初年度販売目標は3万本


 パソコン周辺機器、ノベルティグッズ、生活雑貨品などの製造・販売、スリー・アールシステム株式会社(福岡市博多区上牟田1丁目、王鈞社長)はこのほど、携帯式ハンディースキャナー「3R‐HSA600」を発売した。
 5年前から販売している「3R‐DPRC800」の姉妹機として開発したもの。電源を入れ、カラーまたはモノクロモードを選択し対象用紙を上から下になぞるだけで、スキャン完了となる。データはMicroSDにJPEG画像として保存され、USBやカードリーダーで直接パソコンに取り込める仕組み。従来商品に比べ、パソコンへの専用ソフトインストールの必要がなく、価格も従来品と比べて半分以下の2万790円(税込み)になったのが特徴。サイズは長さ25・4cm、幅2・8cm。販売チャネルはインターネットによる直販、大学生協、家電量販店など。初年度販売目標は3万本。今村陽一管理本部長は「販売から1カ月で既に1000本完売しており、出だしは好調。今後は2カ月に一度の割合で新商品を出していきたい」と話している。
 同社は2001年5月設立。資本金1000万円。10年3月期売上高は5億円(見込み)。