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損保ジャパン日本興亜との資本・業務提携を解消 シダー


3月19日付

全国にデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)は3月19日、損害保険ジャパン日本興亜㈱(東京都新宿区、西澤敬二社長)との資本・業務提携を解消した。
同社と、ACA㈱(東京都千代田区、東明浩社長)を無限責任組合員、損害保険ジャパン日本興亜㈱を有限責任組合員とする高齢社会戦略1号投資事業有限責任組合は、2012年8月に資本・業務提携契約を締結。この資本・業務提携が相互に一定の成果を得たとの認識に至ったことやそれぞれが独自の成長戦略を柔軟に推進できるようにすることが望ましいとの判断に至り、今回の解消に合意。同日に保有株の一部を売却した。同組合は、シダー株式390万1992株(34・0%)を保有していたが、そのうち196万6500株(17・1%)をシダーの協業先・取引先数社及び個人に売却。また、同組合が保有する残りの株式193万5492株(16・9%)の今後の取り扱いは検討中で、具体的な内容についても、現時点で未定という。これにより、「その他の関係会社」であった同組合及び損保ジャパン日本興亜は、それに該当しなくなった。
また、同日付で大和ハウス工業㈱(大阪市北区、芳井敬一社長)が同社株式の買い付けを実施。取引拡大を目的に、取引関係の維持、強化を図る狙いという。買い付け株数は91万8000株で発行済み株式数の8・0%に当たる。
同社は1981年4月設立。資本金4億3228万円。2018年3月期売上高は138億6100万円。従業員1939人(連結)。現在全国105拠点で展開している。

2019年4月2日発行