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持続可能なまちづくりでUR都市機構と覚書 九州工業大学大学院工学府
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週刊経済2021年8月3日発行
沖台2丁目団地を教材に
九州工業大学大学院工学府(北九州市戸畑区仙水町、横野照尚工学府長)は7月19日、独立行政法人都市再生機構九州支社(以下UR都市機構/福岡市中央区長浜2丁目、高原功支社長)と持続可能なまちづくりの実現に関する覚書を交わした。
経年劣化や入居者の高齢化といったUR賃貸住宅の課題が、建築や都市空間デザインなどを学ぶ同大学院工学府建設社会工学専攻の教育テーマと合致し、連携して課題解消に取り組むもの。UR都市機構が北九州市戸畑区に所有する鉄筋コンクリート5階建て5棟160戸、1984年から86年に完成した沖台2丁目団地を教材として使用。実践的な教育の場として、学生企画のリノベーションや地域交流の場の創出などを計画している。同大学では「UR都市機構と連携して、安心・安全・快適なまちづくりと、それに関わる人材の育成を推進したい」と話している。