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持株会社制に本格移行 西部ガス
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週刊経済2021年4月13日発行
各地域会社がガス事業を承継
西部ガス㈱(福岡市博多区千代1丁目、道永幸典社長)は、4月1日付で「西部ガスホールディングス㈱」に商号変更するとともに、会社分割法によりガス事業等を西部ガス分割準備㈱から商号変更した西部ガス㈱、西部ガス熊本㈱、西部ガス長崎㈱、西部ガス佐世保㈱にそれぞれ承継するなど持株会社制に本格移行した。
グループ経営体制の強化および地域に根差した事業体制の構築により、事業環境の変化に柔軟かつ迅速に対応し、グループ一体となって企業価値向上を図るもの。各社の会社概要は次の通り。西部ガスHDは資本金206億29百万円。事業内容はグループ経営管理。西部ガス(同町、同社長)は資本金4億9千万円。事業内容は一般ガス導管事業、ガス小売事業など。西部ガス熊本(熊本市中央区萩原町、木下貴夫社長)および西部ガス長崎(長崎市御船蔵町、沼野良成社長)、西部ガス佐世保(佐世保市万津町、大塚隆夫社長)はそれぞれ資本金3億1千万円。事業内容はガス小売事業、液化石油ガス販売事業など。同グループでは「新体制により、お客さまから圧倒的な信頼をいただくエネルギーとくらしの総合サービス企業グループを目指す」と話している。