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抗菌対策用の銀糸を編み込んだ手袋の秋冬バージョン  イナバ


CFサイトで受注生産開始

軍手製造、販売の㈱イナバ(久留米市北野町、稲葉順社長)は11月10日、クラウドファンディングサイト「Makuake」で新商品の手袋の受注生産を開始した。
名称は「TEMASK-w-」と「TEMASK-neo-」。製品の市場データ収集と改良で一般販売につなげる。目標金額は30万円。新型コロナウイルスの感染拡大を受け開発した菌・ウイルス対策用の銀糸が編み込まれた手袋「TEMASK」のクラウドファンディングプロジェクトの第2弾で、今回、秋冬シーズンに対応した防寒性能を備えた2タイプを開発した。「TEMASK-w-」は外部に直接触れる表面部分に集中して抗菌・抗ウイルス作用のある銀メッキ糸を編み込み、内側は防寒性を高めるためウール糸を組み合わせた2重構造になっているため、厚みがあり防寒性が高いという。主に通勤時など外出先で使用を向けの商品。「TEMASK-neo-」は、伸縮糸を使用しているため「TEMASK」同様のストレッチ性とフィット感があり、スマホなどの操作がしやすく主に室内での使用向けの商品。保温性のあるアクリル糸を組み合せ、糸の本数を増やすことで秋冬シーズンの肌寒さに対応できる仕様にした。価格は「TEMASK-w-」が、4070円(税込)。「TEMASK-neo-」は2640円(税込)。サイズは両方MとLの2サイズ。TEMASK-neoはグレーと黒の2色展開。期間は12月10日まで。同社は「今回の2種類の新作TEMASKに関しても、銀の糸を撚るところからはじめ、デザインし、理想の手袋を作ることにこだわっている」としている。

2020年11月24日発行