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抗ウイルス建材の新製品を販売  アイカ工業福岡支店


初年度売上高1億円目指す

東証一部上場で、化粧板など住宅関連用品製造販売のアイカ工業㈱福岡支店(福岡市博多区東比恵1丁目、柴谷勲支店長)は9月1日、抗ウイルス建材の新製品の販売を開始した。
駅や商業施設など不特定多数が利用する施設のテーブルやトイレブースなどの表面材シートで名称は「メラタックウィルテクト」。抗ウイルスや抗菌仕様で表面が傷つきにくく、耐熱性や耐薬品性があるのが特徴という。厚さは0・55㎜でハサミやカッターで切ることができ、粘着剤付きで接着剤の塗布が不要。価格は縦243㎝、横121㎝のサイズで2万7200円(税別)。商社を通じて販売し、初年度売上高1億円を目指す。柴谷支店長は「シートの厚さは0・55㎜と薄いため、曲面貼りも可能。手の触れる機会が多い天板や家具に使用いただきたい」と話している。
同社は1936年10月設立。資本金98億9170万円。従業員4781人(連結)。2020年3月期売上高1915億100万円(同)。本社は名古屋市に置き、九州の営業拠点は福岡、鹿児島、沖縄に置く。福岡支店は2014年2月開設。従業員40人。

2020年9月29日発行