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投資事業有限責任組合を設立 西部ガスとSGインキュベート


ファンド総額は40億円

西部ガス㈱(福岡市博多区千代1丁目、道永幸典社長)と百%子会社の投資会社・SGインキュベート㈱(同、佐藤時夫社長)は、7月12日付で投資事業をするための組合契約「第1号投資事業有限責任組合(以下、第1号組合)」を設立した。
同グループは2016年11月に策定した「西部ガスグループ中期経営計画」において、グループ事業全体の利益水準の維持拡大を目的に事業領域の拡大にも注力していく方針を打ち出した。今回の第1号組合は、これに基づき設立したものでファンド総額は40億円。今後、ガスエネルギー事業と関連性があり、事業シナジーが認められる企業への投資のほか、ベンチャー企業育成のための投資、国内外の最先端技術やビジネスモデルを有するスタートアップ企業への投資をしていく。
SGインキュベートは、スタートアップ企業に対して投資をするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)組成のための投資子会社として今年4月1日付で設立。資本金は5000万円(資本金2500万円、資本準備金2500万円)。事業内容は投資事業有限責任組合財産の運用および管理。

2019年7月23日発行