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手織り体験、工場見学を再開  森博多織


12月8日から

博多織製造の森博多織㈱(糟屋郡宇美町、森議夫社長)は、12月8日から自社工場内での手織り体験・工場見学を再開する。新型コロナの影響で今年4月から休止していたもの。
再開に当たっては、午前、午後それぞれ4組ほどに人数制限するほか、自動消毒器を新たに導入、小学生未満には保護者の付き添いが必要であるなどの感染防止策を実施する。また今回から有料化、手織り体験は10~15分で1人300円、工場見学とのセットでは約50分500円で、小学生以下は無料となっている。実施するのは平日の午前9時半〜午後3時まで。手織り体験や工場見学は、6年ほど前からスタートしたという。
森社長は「モノづくりの体験を通して、伝統工芸、博多織のことをもっと知っていただきたい。現在新型コロナは、福岡では感染者数も増えていないが全国的には増加してきている。今後の国や県の対応次第では、再開について再考もあり得る」と話している。
同社は1896年創業、1959年会社設立、資本金は1千万円、従業員数は約25人。

2020年11月24日発行