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扉用の止水フレームを発売 グローバルアーク


初年度120件の受注目指す

止水板の開発、製作を手掛けるグローバルアーク㈱(福岡市西区小戸4丁目、石橋晋平社長)は3月2日、扉用の止水フレームを発表した。
商品名は「WPF(ウォータープロテクトフレーム)」。扉の枠にゴムを取り付け、開閉するドア部分に金属製の突起のあるフレームを設置し、圧着することで浸水を防ぐ。受注生産で、価格帯は横90㎝、縦180㎝のドア自体を止水扉にする場合、取り付け工事なども含めて約70万円~だが、WPFだとフレーム部分のみの施工になるため、約半額以下でおさまるという。豪雨や水害対策向けに電気室があるマンション、ビルや公共施設、商業施設などでの需要を取り込む考え。石橋社長は「特許、商標登録を申請している。初年度120件の受注を目指していく」と話している。
同社は1989年11月設立。資本金5000万円。売上高約3億5千万円(19年9月期)。従業員7人。

2020年3月10日発行