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戸建中心に開発数倍増超の7件 福岡市内開発申請状況


海王が早良区四箇に戸建

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1000㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(19年月7月分)をまとめ、法人による申請件数は前月比4件増の7件だった。
開発の内訳は、住宅が6件、保育園が1件。開発面積が最大だったのは、不動産の売買を手掛ける㈱海王(北九州市小倉北区明和町、竹下弘実社長)が早良区四箇に開発する分譲の戸建住宅で、戸数は26戸。同社は今月、近隣の別用地に、8戸の戸建住宅の開発も申請している。次に開発面積が大きかったのは、西日本鉄道㈱(福岡市博多区博多駅前、倉富純男社長)が城南区別府で開発するマンションで、戸数は75戸。
開発件数は前月から倍増以上となり、7件中5件が戸建て住宅。10月には消費増税が控えるが、政府は住まい給付金の拡充、住宅ローン控除期間の延長といった住宅取得措置を打ち出しており、増税後も活発な不動産市況が続いていく見通しもある。
表はこちらから。

2019年8月27日発行