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戸建て住宅の建て売り事業を開始 カシムラホールディングス


太宰府市都府楼南に第1弾2区画

不動産業の㈱カシムラホールディングス(福岡市中央区白金1丁目、樫村尚明社長)は6月12日、戸建て住宅の建て売り事業を本格開始した。
マンションの買い取り再販事業を主力に、一昨年から中古マンション1棟を購入した不動産賃貸事業を本格化するなど新規事業を育成する一環。第1弾は住宅設計施工、リフォームの㈱采建築社(福岡市早良区野芥4丁目、野村直樹社長)との共同プロジェクトで太宰府市都府楼南3丁目。アッパー層向けに2戸を販売。今後は年間10区画のペースで建てていく方針。
第1弾の場所は都府楼南駅南西側そば。両棟共に木造2階建てで間取りは3LDK。耐震性に優れたテクノストラクチャー工法を採用している。駐車場は2台収容可能。A号館は石張りの外観で敷地面積が129㎡、延べ床面積が101㎡。販売価格は4490万円。B号館は木目調の外観で敷地面積130㎡。延べ床面積は101㎡。販売価格は4440万円。6月末着工し、完成は9月末を予定している。同社では「都府楼南駅から徒歩2分で利便性に優れている。水回りの設備にこだわり、注文住宅のような品質の高い造りが特長」と話している。
同社は2015年11月設立。資本金800万円。従業員数は7人。2019年7月期の売上高見込みは11億円。

2019年6月25日発行