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志免町の大型物流施設は3月27日に着工 大和ハウス工業


完成は21年6月末

大和ハウス工業㈱(大阪・梅田、芳井敬一社長)は3月9日、志免町に開発を計画していた大型物流施設を3月27日に着工すると発表した。
施設は同社が全国展開しているマルチテナント型物流施設で、名称は「(仮称)DPL福岡空港北」。場所は同町別府東3丁目の亀山工業団地内。敷地面積は1万9124㎡。鉄骨造り地上4階建てで、延べ床面積は3万1767㎡。最大で4社のテナントが入居できるという。マルチテナント型物流施設のDPLシリーズでは県内5カ所目。Eコマースの台頭や、福岡市の人口増加を背景に福岡都市高速・空港出入口から約4キロ、九州自動車道福岡インターから約6㎞の同工業団地への進出を決めたという。完成は2021年6月末。
同社広報部では「Eコマースや通販が好調なことや、若年層の人口増を背景にすぐに入居が可能なマルチテナント型物流施設のニーズが高い。県内の既存施設の稼働率は100%ということもあり、新規着工に踏み切った」と話している。福岡都市圏では、5月に佐賀県鳥栖市にDPLシリーズの着工を計画している。

2020年3月17日発行