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志免町に3階建てボックス型物流施設 東京の小田急不動産
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週刊経済2022年2月1日発行
完成予定は23年秋
不動産の開発、販売業の小田急不動産㈱(東京都渋谷区、金子一郎社長)は、粕屋郡志免町田富2丁目に3階建てボックス型の物流施設を建設する。今夏の着工、来秋の完成予定。
県内における物流施設の建設は初。同社はインターネット通販の拡大による物流施設不足を背景に、投資用不動産開発の一環として千葉と愛知で3カ所物流施設を展開しており、今回が4カ所目。場所は県立須恵高校南西側。九州自動車道「福岡IC」と「太宰府IC」の中間地で福岡空港にも近く、広域配送ができると見込み開発に至った。敷地面積は6202㎡で、昨年12月に開発用地を取得しており、今年度中に解体に着手する。
同社担当者は「粕屋郡は福岡、北九州、久留米市に次ぐ人口を有し労働力の確保においても優位性があると判断した。運輸会社への1棟貸しを目指す」と話している。
同社は1964年12月設立。資本金21億4千万円。2021年3月期売上高は357億8600万円。従業員数394人。