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徳益-柳川西間の工事が終盤へ 有明海沿岸道路


9月までに完成

地域高規格道路・有明海沿岸道路(大牟田市-佐賀県鹿島市・約55キロ)のうち、福岡国道事務所が整備する県内区間では現在、自動車専用部となる徳益-柳川西間の工事が終盤を迎えており、9月までに完成する。

同区間の総延長は4・5キロ。設計速度70キロ、暫定2車線の自動車専用道路として整備が進められてきた。道路を構成する徳益、沖端、柳川の高架橋はすべて完成し、現在は舗装工事のほか、標識や非常電話、安全施設、照明などの取り付け作業が行われている。

また、大川市では自動車専用部となる大川東-大川中央間の高架工事のほか、佐賀県側への延伸となる筑後川大橋(仮称)、早津江川橋(仮称)など佐賀県側への延伸区間の工事も本格化している。

徳益-柳川西間の開通によって、大牟田-みやま-柳川-大川の4市が一本の高速道路で直結することになり、2008(平成20)年3月に大牟田市の大牟田-高田間、柳川市の大和南-大川市の大川中央間(一般道路部も含む)の開通から9年で県南部の道路ネットワークが大幅に拡充する。

2017年6月27日発行