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徳島市に建設中の2階建て新防災棟が完成 FCホールディングス子会社の環境防災
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高性能万能試験機も導入
㈱FCホールディングス(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)子会社で、環境アセスメント、建設材料試験などを手掛ける㈱環境防災(徳島市鮎喰町1丁目、藤好一男社長)が本社敷地内に建設していた新防災棟がこのほど完成し、10月1日から稼働した。
既存建物の老朽化に伴い新築したもの。建物は軽量鉄骨造2階建てで、延べ床面積は従来の約1・3倍となる924㎡。四国地域の材料試験業務用では初となる、50㎜径(2000KN・キロニュートン)の鋼材試験ができる万能試験機を導入し、試験内容の高度化、効率化を図った。同社では「新築により防災棟、環境棟、管理棟の3棟が整備され、職場環境の大幅な改善と業務効率化が進展することになる。試験室には防音壁、免震設備を施し、近隣地域への環境対策にも配慮した」と話している。
同社は1964年8月設立。資本金9000万円。従業員64人。
FCホールディングスは2017年1月設立(中核会社・福山コンサルタントは1949年創業)。資本金4億円。2019年6月期売上高は73億3500万円。従業員353人。東証ジャスダック上場。
2019年10月16日発行