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徘徊防ぐ見守りシステムの導入施設を拡大 さわやか倶楽部 北九州市内で運営する全24カ所で
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東証1部上場の株式会社ウチヤマホールディングスの子会社で介護事業の株式会社さわやか倶楽部(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)は2月1日、施設入居者の徘徊を防ぐ、見守り支援システムの導入施設を北九州市内の運営全24施設に拡大した。
昨年9月に北九州市内5施設で先行導入しており、今回新たに門司区6カ所、小倉北区5カ所、八幡西区4カ所、ほか戸畑区など9カ所に感知器を設置する。同システムは、警備業の綜合警備保障(通称ALSOK/東京都港区、青山幸恭社長)が開発したGPS内蔵の4センチほどの小型発信機「見守りタグ」を入居者に装着し、専用感知器、およびスマートフォンでもインストールできる無料アプリ「みまもりタグアプリ」と連動させる仕組み。仮に施設を抜け出しても、入居者の位置情報の取得が可能になっている。また、ALSOKから見守りタグとタグを装着できる専用の介護靴100セットの無償提供を受け、北九州市内に住む高齢者に先着順で無償配布を行う。同社では「グループ企業の不動産物件や、運営店舗にもみまもりタグ感知器を設置し、グループ全体で地域見守りに取り組みたい」と話している。