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後期から金融リテラシー講座を単位化 筑紫女学園大学


週刊経済2023年11月28日発行号

eラーニング22項目と講義4回で構成

筑紫女学園大学(太宰府市石坂2丁目、南博文学長)は、2023年度後期からニッセイ・ウェルス生命保険㈱(福岡本社・福岡市中央区渡辺通2丁目、井本満社長、以下ニッセイ・ウェルス生命)が提供する金融リテラシー講座「マスカレ」を単位化した。
ニッセイ・ウェルス生命は、金融商品・サービス提供のノウハウを生かした金融リテラシー教育の一環で、2017年10月から同大学でマスカレの提供を開始。近年、高校で金融経済教育が義務化されるなど若い世代に対する金融教育のニーズが高まっており、金融・経済に関する正しい知識、お金に関する適切な判断力をもつことがこれまで以上に求められることから同大学では単位化に移行。2023年度の新カリキュラム改定によりスタートした、社会との接点を強化する「ドアーズ 社会へのドア「Social Project」科目にマスカレを単位化する。講義はニッセイ・ウェルス生命の井本満社長が講演。eラーニング22項目と講義やディスカッション4回で構成され、すべて修了すると1単位認定される。マスカレ受講可能な大学は同大学だけという。「授業を公開して高校の金融教育の架け橋となれば」と話している。