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役務取引等収益増加で経常収益が87億9500万円 筑邦銀行中間期


週刊経済2023年11月21日発行号

通期純利益は8億2500万円

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)の23年9月の中間連結決算は、経常収益が前年同期比0・9%減の87億9500万円、経常利益が同17・6%減の7億6400万円の増収減益となった。
役務取引等収益が増加したことで増益。利益面では営業経費や不良債権の処理費用が増加。利益を圧迫し減益となった。中間期利益はシステムの償却費用がかさんで営業経費が増加したほか、前期は信用コストの戻り益で9900万円を計上したが、今期は2000万円に減ったことなどから同4・9%減の5億7000万円となった。
通期では経常収益が前年同期2・5%増の177億4000万円、経常利益が同19・2%増の12億1000万円、当期純利益が36・6%増の8億2500万円の増収増益を見込んでいる。