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当期純利益は前期比約1・5倍の3億3700万円  照栄建設    今期は前期並みを見込む


 建設業の照栄建設株式会社(福岡市南区向新町2丁目、中村悦治社長)の2015年5月期決算は、売上高が前年同期比11・4%減の107億3600万円、経常利益は同22・2%減の4億5800万円の減収減益だった。
 消費増税前の駆け込みが影響し増収となった14年5月期の反動を受け、減収。また、建築資材や労賃の高騰により利益を圧迫した。一方で、当期純利益は同1・5倍の3億7000万円だった。今期は分譲マンションの販売や、新築マンションの建築などで、15年5月期と同様の売上高約100億円~110億円、経常利益は約4億円を見込んでいる。中村社長は「この1~2年は業界全体で非常に忙しかったが、これまで動いていなかった案件も少しずつ動き出している。取引業者と一体となった強い協力体制を築くことで、受注を維持していきたい」と話している。
 同社は1972年6月設立、資本金7000万円、従業員105人。