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当期純利益が2倍の7億円 丸東産業


売上高は1・5%増の157・8億円

包装資材製造の丸東産業株式会社(小郡市干潟、瀧山浩二社長)の17年2月期連結決算は、売上高が前年比1・5%増の157億8900万円、経常利益が同54・9%増の8億7000万円で、4期連続の増収増益だった。

独自商品の「マルトップMLシリーズ」など高付加価値商品の販売が好調だったことと、海外の新規取引先の開拓が奏功したことで増収。利益面では増収に加えて、製品の原価率抑制に取り組み、退職給付金が前年に比べて約2億円抑えられたことから、増益につながった。営業利益は55・5%増の8億4200万円。当期純利益は116%増の7億円となった。

事業別売上高は、主力の複合フィルムが2・4%増の105億5800万円、単体フィルムが1・0%増の13億3600万円、容器が2・7%増の13億9600万円、その他が2・6%減の24億9700万円となった。

今期売上高は前期比2・0%増の161億万円、営業利益は3・3%増の8億7000万円、経常利益は同3・4%増の9億円、当期純利益は8・6%減の6億4000万円で増収増益を見込んでいる。

2017年5月30日発行