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当初予算の総事業費は前年比4%減の8335億円 九州地方整備局 直轄事業の道路関連は1324億62百万円
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九州地方整備局(金尾健司局長)は4月9日、2015年度館内当初予算の総事業費を発表、総事業費は前年比4%減の8335億円で、直轄事業は同6%減の2535億円、補助事業等も3%減の5800億円といずれも前年度を下回った。
国が決定し実行する直轄事業のうち、本省が全国的な観点から箇所付けする本省配分は前年比12%減の1887億円、地方整備局ごとの箇所付けの配分を行う一括配分は同13・2%増の648億円と一括配分のウェイトが高くなっている。事業別の内訳は、道路事業が1324億6200万円(前年比1%減)で最も多く、次に治水事業の775億8900万円(同1%増)、港湾事業が287億6600万円(9%減)、空港事業が71億800万円(8%減)、公園事業が24億1900万円(4%減)、高潮対策などの海岸事業が21億6000万円(32%増)、住宅や建物、下水道対策などの都市水環境事業は64%増の18億2900万円、営繕関係は11億6800万円(22%減)だった。
一方、地方自治体が行う事業を国庫で補助する補助事業は、本省配分、一括配分ともに対前年比3%減となり、本省配分が5661億円、一括配分が139億円だった。県別では福岡県が2501億5200万円(一括配分は34億3000万円)で最大規模。次いで熊本県の806億3200万円(23億1700万円)、鹿児島県の762億700万円(15億9600万円)、大分県の647億6300万円(47億1200万円)、長崎県の639億5300万円(7億5700万円)、宮崎県の511億1800万円(10億300万円)、佐賀県の379億2000万円(9100万円)、山口県下関市の3億200万円となっている。