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弁当注文サービスで東京初進出 PECOFREE


週刊経済2023年3月7日発行

私立学校2校で導入

スクールランチの予約注文サービスの㈱PECOFREE(福岡市博多区竹下4丁目、川浪達雄社長)は、国土舘中学校(東京都世田谷区)と田園調布学園中等部・高等部(同区)でサービスを開始し、東京エリアでの本格展開をスタートした。
学校の昼食用の弁当を、学生がスマートフォンのアプリから予約注文できるサービス「PECOFREE」の全国展開の一環。昨年から学校だけでなく企業や学童などでも展開を始め、現在の導入施設は約300施設にのぼる。国土舘中学校は1月10日、田園調布学園は2月6日からサービスを開始。同時期に問い合わせがあり、準備期間などを含めて1月~2月にかけてのスタートとなった。導入理由には、発注・入金・配食に教員の負担が生じない点や、アプリで予約、会計を済ませられるため保護者の求める利便性を備えている点などが挙げられている。
同社では「問い合わせも増えている関東を中心に、その周辺エリアでの導入も加速していきたい」と話している。
同社は2021年2月設立。資本金8150万円。「PECOFREE」のサービスにおいて、学校と弁当業者をマッチングする役割を担う。食堂運営に採算が取りづらい学校や、早朝から弁当を作る保護者の負担軽減につながる点などが特長。従業員数7人。