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建造費55億円かけ大型船導入 JR九州高速船
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定員500人に
博多—韓国・釜山間で旅客高速船を運航するJR九州高速船㈱(福岡市博多区沖浜町、水野正幸社長)は2020年7月、定員が現行の2・6倍となる新型の大型船を導入する。
現在同線で3隻運行しており、うち1隻を新型船に置き換える。定員を現行の191人から501人に増やすことで利用客拡大を図る。新型船はオールスタ(オーストラリア)に発注し、建造費用は5260万米ドル(約55億円)。3つの船体をつないだ構造で、全長は83メートル。デザインは「ななつ星」などを手がけた水戸岡鋭治氏が担当し、売店や免税店などの充実を図る。運航時間は現行よりも35分長い約3時間40分。同社では「安全と快適さを両立させることで、新しく楽しい船旅を提供したい」と話している。
2018年3月13日発行