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建設中の「半蔵門ビル」に地元食の飲食店募集 福岡県


ふくおか会館跡地、来年11月完成へ

福岡県が、東京都千代田区に保有する敷地に建設しているオフィスビル「ふくおか半蔵門ビル」の1階に、地元食文化に関連する飲食テナントを入居させる方針を固め、10月17日から事業者の公募を始めた。

同ビルは、皇居近隣(千代田区麹町)の立地で福岡県が運営していたホテル「ふくおか会館」の跡地で、老朽化に際し15年に閉鎖。住友不動産などによるオフィスビルの建設が進められている。県が賃貸契約する同ビル1階の店舗区画に、福岡県らしさを打ち出した飲食店を設置し、県産品の認知度拡大や県への誘客につなげる狙い。企画提案公募の参加条件は、福岡県の食文化等への知識を有し、5年以上の飲食店の運営実績があること。客席数は60席程度、平均客単価は1万5000円程度を想定している。10月17日東京都で、18日福岡で事業説明会を実施した。

同ビルの完成は来年11月の予定。3階以上がオフィスフロアとなる計画で、現時点では福岡県東京事務所が入居する計画。

2017年11月7日発行