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建設、砕石好調で売上高は22・5%増 サイタHD


売上原価率改善で大幅増益

土木建設業のサイタホールディングス㈱(朝倉市下渕、才田善之社長)の18年6月期連結決算は、売上高が前期比22・5%増の55億3200万円、経常利益は同2・45倍の5億8700万円で2期連続の増収増益となった。
主力の建設・砕石事業では赤谷川緊急復興工事など九州北部豪雨に伴う災害復旧需要に加え、新工法、新製品開発に取り組み営業を強化したことなどで2期連続の増収。また利益面も増収、および売上原価率の改善などにより売上総利益は57・5%増の13億7200万円、営業利益は同2・95倍の5億4900万円、当期純利益は同2・39倍の3億2100万円でともに大幅な増益となった。
今期は資材費や労務費などの建設コストの高騰など厳しい経営環境が続くと予想される中、売上高は7・1%減の51億4000万円、経常利益は34・5%減の3億8500万円で減収減益を見込んでいる。

2018年8月28日発行