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建築設計競技大会で2位獲得 九州職業能力開発大学校


週刊経済2022年9月27日発行

「日本住宅㈱賞」

ものづくり産業に特化した教育プログラムを実施する九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、近藤孝広校長)は8月19日、建築設計の競技大会で2位を獲得した。
同大会は一般社団法人実践教育訓練学会(東京都国分寺市)が実施する建築設計競技大会で、今年で5回目。同大学校は2位にあたる「日本住宅㈱賞」を受賞した。今回のテーマは「サステナブル住宅」で、同大学校は「門司自然素材住宅~昔と現在の調和~」と題した戸建て住宅の設計プランをプレゼンテーションした。昔から使われている自然素材の木材、レンガのサステナブル性に着目した住宅を提案。長い年月を経て住宅に使用された素材が自然に還るサイクルに焦点をあてた点などが評価された。また、門司港レトロという大正ロマンの雰囲気と自然を融合させた建築プランなども高く評価された。
同大学校では「大会での実績を学生たちの実践力、モチベーション向上につなげたい」と話している。