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建築事業部を新設 アルマデ


週刊経済2021年3月9日発行

戸建て、アパートなどの企画開発手掛ける

不動産売買、管理などの㈱アルマデ(福岡市博多区御供所町、本田幸一郎社長)は2月25日、建築事業部を新設した。
投資用物件のコンサルティングで培ったノウハウを生かし、戸建て住宅や投資用アパートなどの建築分野に参入する。スタッフは福澤雄太事業部長含む3人。物件の企画開発から建物のデザインや土地の選定などを手掛け、施工は外注する。戸建て住宅のターゲット層は30歳代のファミリー。家族のライフステージの変化で使用しない部屋が増えることを想定し、延べ床面積80㎡規模の小さめな住宅を打ち出していく。福岡市外を中心に年間10戸を目指す。また、土地の状況を見ながら、投資用アパートの企画も進める計画。
第1弾は宗像市ひかりヶ丘5丁目の戸建て住宅1区画で、場所はひかりヶ丘第4号公園東側。敷地面積132㎡。木造2階建てで延べ床面積80㎡。間取りは3LDKで販売価格は約2500万円を予定。3月をめどに着工し、完成は6月中を予定している。  本田社長は「不動産業を総合的に展開するための通過点。社員のスキルアップを図り、顧客に選ばれるような価値を提供していきたい」と話している。  本田社長は鹿児島市出身。1980年12月24日生まれの40歳。九州産業大学卒。趣味は海外旅行(バックパッカー)。
同社は2009年4月設立。資本金800万円で従業員8人(アルバイト含む)。20年8月期の売上高は1億4千万円。