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建機レンタル・販売の九州建産を吸収合併 ニシケン
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週刊経済2021年12月7日発行
予定は来年1月1日
九州一円で建機レンタルを展開する㈱ニシケン(久留米市宮ノ陣町、田中誠一社長)は、同業の九州建産(福岡市東区、太田新治社長)を吸収合併する。来年1月1日の予定。
両社は東証1部上場の建機レンタル企業・㈱カナモト(札幌市、金本哲男社長)の子会社。グループの企業戦略の一環として、事業効率化による共通コスト低減や経営資源の効率的な運用を促進する狙い。合併方式はニシケンを吸収合併存続会社、九州建産を吸収合併消滅会社とする吸収合併方式で、九州建産は効力発生日をもって解散する。九州建産は九州北部・西部を商圏に建機レンタル、販売を手掛ける。1989年1月設立。資本金7千万円。2020年10月期売上高は38億1400万円。田中社長は「九州エリアのシェア拡大を一層図っていきたい」と話している。
田中社長は大野城市出身。1966年12月15日生まれの54歳。九州大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程卒。興銀(現㈱みずほ銀行)に入行。銀行員生活28年のうち約25年間、為替部門に在籍していた。趣味はウエートトレーニング、ランニング
ニシケンは1960年11月設立。資本金10億4900万円。従業員512人(今年10月現在)。2020年10月期売上高は207億9800万円。