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建国70周年記念レセプションに約600人 中国駐福岡総領事館


福岡、佐賀両県知事ら来賓に

中国駐福岡総領事館(福岡市中央区地行浜1丁目、何振良総領事)は9月26日、福岡市中央区渡辺通1丁目のホテルニューオータニ博多で建国70年を祝う記念レセプションを開き、九州各県の政財界関係者ら約600人が出席した。
レセプションは中華人民共和国が成立した10月1日を前に、毎年この時期に開いているもの。何振良総領事は「建国70年の喜びを皆さんと分かち合いたい」と切り出した後、G20大阪会議で安倍晋三首相と習近平国家主席による日中首脳会談で来年春に習首席の公式来日が決まったことなど首脳間同士の良好な日中関係に触れながら、「令和を迎えた日本、建国70年を迎えた中国にとって今年は重要な年。日本を含む世界各国とWIN‐WINの関係で発展していきたい」と述べた。
また、何総領事は、今年は福岡市と広州市、北九州市と大連市、大分市と武漢市、熊本市と桂林市、下関市と青島市が友好姉妹関係を構築し、40年を迎えたことにも触れ、「九州・山口、沖縄と中国とのかかわりは中日友好の基礎。豚骨ラーメンのように濃厚な関係であり、地方、民間との交流を通じて日中友好の発展につなげていきたい」と地方、民間レベルの交流促進にも力を入れていきたいとあいさつした。来賓あいさつでは福岡県の小川洋知事、佐賀県の山口祥義知事らが祝辞を述べた。その後、山﨑拓自民党元幹事長の乾杯で祝宴に移り、参加者同士は懇談を楽しんだ。

2019年10月8日発行