店舗内装施工費のコンサルティング事業を開始　ブランニュープランニング

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週刊経済2021年6月29日発行

査定結果を交渉材料に利用

不動産仲介や飲食店プロデュースの㈱ブランニュープランニング（福岡市中央区大名２丁目、村田晃士社長）は６月７日、店舗内装施工費の適正化を目的としたコンサルティング事業「見積もりドクター」を飲食店経営者向けに開始した。
同社はこれまで、飲食店の内装施工を行なっており、規模などによって相場や定価がある上、専門用語が多く出展企業にとって内装施工見積書が難しい者になっている。また、飲食店は新型コロナウイルスの影響で設備投資に費用を割けないことから事業を開始。現地調査は行わず、設計書類一式と見積書から客観的な調査をする。見積もり資料のほか、新設計図面や現場の写真などを同社に送り、５日間程度で精査結果と算定額を報告書として送るもの。この報告書を利用して内装業者との交渉に利用可能。料金は、コンサルティングによって生まれた差額の２０％。村田社長は「多くの人に利用してもらうために、最低費用を設定せず、差額が発生しなかった場合の料金を無料とした」と話す。
村田社長は１９７８年４月２４日生まれの４２歳。行橋市出身。豊津高校卒。趣味は仕事。同社は２０１３年１０月設立。資本金は１３３０万円。決算期は３月。従業員数は２人。