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広島銀行に資産管理アプリを提供準備 ふくおかFG


沖縄銀行に次ぐ他行2行目

㈱ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、柴戸隆成社長)は8月8日、㈱広島銀行(広島市、部谷俊雄頭取)の個人口座にITを活用して資産を管理する「Wallet+」を導入する準備を進めていく。
同サービスは、テクノロジーを駆使した金融サービス「FinTec(フィンテック)」の一環として、2016年7月に提供を開始。これまでに50万ダウンロードされたほか、17年10月にはグループ傘下の熊本銀行と親和銀行、今年3月には沖縄銀行向けに提供するなど、他銀行間とのつながりを強化している。協業することで、広島銀行は個人口座顧客向けにサービスを向上させるほか、FFGではスケールメリットを生かした展開を進めていく。
同サービスは顧客が口座を登録することで、口座残高や収支の明細をスマートフォンやタブレットの画面上で簡単に確認できるもの。アプリ内で貯蓄専用の口座を開設して貯蓄ができる金融機能のほか、お金にまつわる情報コンテンツの配信やパートナー企業から提供されるクーポンを得ることができる。

2018年8月28日発行