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広島店を2倍に拡張  一蘭    九州外で初の屋台業態併設


 天然とんこつラーメン専門店の株式会社一蘭(福岡市博多区中洲5丁目、吉冨学社長)は2月23日、広島市中区紙屋町2丁目の広島店を2倍に拡張する。
 同店が中2階に入居するビルの2階に、屋台業態を新たに併設する。同業態は本社ビル1階、大分弁天店、昨年7月に稼働した糸島市の新工場で展開しており、九州外での出店は初になる。若年層やビジネスマンなどの従来の客層に加え、ファミリー層を取り込む。店舗面積は133平方mから313平方mに拡張。カウンター29席は変更せず、屋台業態は約40席新たに設け、ラーメンや一口餃子、アルコール類などを提供する。同社では「一蘭屋台がある店舗では、ご家族で楽しめると好評。昭和レトロな空間で、これまでの一蘭とはひと味もふた味も違った楽しみ方を満喫いただきたい」と話している。
 同社は国内42店舗を展開し、売上高は100億円(2013年12月期)。今後は、毎年約10店を新規出店する計画。